食べて！遊んで！鹿部公園で春を満喫できるイベント

鹿部町は、渡島半島の東部に位置し、秀麗北海道駒ヶ岳を背に洋々たる太平洋に面した噴火湾の出入口にある、気候温暖で全国でも数少ない間歇泉のある温泉に恵まれた土地です。札幌市から車で約4時間30分の距離にあり、町に入ると大小3つの漁港があり、潮の香りと海の雄大さを体感できます。開村以来、漁業と新鮮な魚介類を原料とした水産加工業によって発展を遂げてきた水産王国、鹿部町で毎年5月に開催される「鹿部春のえびつぶ祭り」は、町の春を代表する特産品「甘えび」や「つぶ貝」、「ホッキ」などの鮮魚介類が味わえる人気イベントです。

会場内の甘えびやつぶ貝の直売ブースでは、開始前から長蛇の列ができ、販売開始から約1時間で完売となる他、えびラーメンやおでん風つぶ煮など、鹿部の食材を使ったグルメが集結するグルメブース、アトラクションゲーム「つぶつぶ言ってないで早くむいちゃって！（つぶ貝の早むき早食い競争）」、「子供向けアトラクション鹿部公園探検ゲーム（公園内に設置した6つの文字を探すゲーム）」など、楽しい企画が盛りだくさんのお祭りです。

また、このお祭りもう1つの魅力は、会場となっている「鹿部公園」は、春は桜の名所として、お花見では多くの人で賑わう桜スポットということです。約300本の桜が咲き誇り、手入れの行き届いた芝生の上でくつろぐことができる他、川遊びができる河川敷のほかアスレチック遊具や温水プールが隣接しており、家族連れに人気のスポットです。当日は、お買い上げの海鮮をその場で焼ける無料の炭焼きコーナーを設置し、親切丁寧な焼き子スタッフもおりますので、面倒な準備も必要なくバーベキューをお楽しみいただけます。

今年は残念ながら中止が決定しましたが、来年はご家族、ご友人お誘いあわせの上、鹿部町の “うまいもの”を食べにぜひお越しください。