50周年を経て、新たな一歩を踏み出す！様似町最大の夏のイベント

札幌市から車で約3.5時間、えりも岬に向かって海岸線沿いの国道をひた走ると、トンネルや海に浮かぶ奇岩類が見えてくる。そこが様似町の入り口です。大昔の北海道は東西に分かれていて、それがぶつかり合ってできました。その境目が様似町で、ぶつかった際に地下深くのマントルの石（カンラン岩）が地上に現れたのがアポイ岳です。

アポイの名は、アイヌ語の「アぺ（火）、オイ（多い所）、ヌプリ（山）」が語源となっており、その昔、アイヌの大事な食糧であったエゾ鹿の豊漁を願って、火を焚いてカムイ（神）に祈ったという伝説に由来し、このお祭りの名称ともなっています。

例年、８月第1週の土日に開催され、コロナ禍で５０回大会が延期され、昨年ようやく50回の記念大会が開催され、今年はリニューアルした「アポイの火まつり」を8月5日～6日に開催いたします。

会場内では、「水鉄砲サバイバル」や「バブルボール・だるま落とし体験」コーナーをはじめ、ダンスや歌謡ショーなどのステージイベント、ご家族で楽しめるミニ鉄道、ストリートパフォーマンス、ビアガーデンや地元食材の出店などもあり、５日の夜には「花火大会」、６日の夜には「お笑いものまねステージ」が開催され、暑い夏のひと時を様似町で過ごしてみませんか？